さてさて
2024年9月19日、ついに行ってきましたジブリパーク!
車椅子ユーザーの母と一緒に、愛知県長久手にあるあの夢の場所へ。
……が、実際のところは、夢の中とはちょっと違って、現実的な試練もいろいろありました(笑)
🌍ジブリって
スタジオジブリは、1985年に宮崎駿・高畑勲・鈴木敏夫らによって設立されたアニメ制作会社。
名前の由来は、イタリア語の風「Ghibli(シブリ)」から。新しい風をアニメ界に吹き込むという思いが込められているんだって。
🎬 ジブリの前身は?
宮崎駿と高畑勲は、かつて東映動画(現:東映アニメーション)でアニメーターとして活躍。
その後、日本アニメーションやテレコム・アニメーションフィルムなどで「未来少年コナン」や「赤毛のアン」に関わります。
「アルプスの少女ハイジ」や「母をたずねて三千里」も手掛けた名作ですね。
NHK朝ドラ「なつぞら」で描かれたアニメ制作の舞台裏のモデルも、まさにこの時代の東映動画。
👤 宮崎駿ってどんな人?
- 完璧主義で知られる職人肌の監督。
- 細かすぎる絵コンテと直筆指示は伝説。
- 若いスタッフに対しても厳しいが、面倒見がよい。
有名なエピソードとしては、「天空の城ラピュタ」の終盤シーンを自ら描き直し、数千枚の修正原画を出したことも。
🏆 知っときたい作品
こんな作品があります。
- 『風の谷のナウシカ』(1984年):実はジブリ設立前の作品。原作は宮崎監督自身の漫画。
- 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年):初監督作品にして、ルパンファンの間でも傑作と称される。
- ルパン三世パート2
- 第145話「死の翼アルバトロス」第155話「さらば愛しきルパンよ」
- その他にも『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』など、家族で楽しめる作品多数。
🏞ジブリパーク
そんな「スタジオジブリ」の世界を表現したテーマパーク。
森と相談しながらつくっているスタジオジブリ作品の世界を表現した公園だそうです。
開園は2022年11月1日。
愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にあります。
🚗 まずはジブリパークへのアクセス
猿投グリーンロードから、「愛・地球博記念公園北口」の交差点から駐車場を目指すと、「公園P」のルートがあった。

そこを進むと駐車場入り口。

ここから入ると車椅子マークのルートが。

そっちに進み、ゲートを過ぎると係の人がいる。車止めがあったけど、どかしてくれる。

進と、障害者用の駐車スペースが…。

でも、空いていない…。
平日とはいえ駐車場はやっぱり混んでました。12時前に現地到着ですが。
でも見た感じ、障害者っぽくない車が多数…。
よくある障害者の証明は何も出さずに車椅子マークを出してる車ばかり…。
車椅子マークの意味が分かってないみたい。障害者が乗ってる事を示すマークじゃないから、障害者だったらそのマークだけ出すことは無いんだよね。
施設側もわかってない事が多いけど…。
🎫 チケットはどう取る?平日が現実的!
今回使ったのは「大さんぽ券」。ジブリパーク全エリアを回れるやつですね。
購入は2ヶ月前の7月10日、14時ちょうどにネットでゲット!
実は6月に行くつもりだったんだけど、4月10日の開始時間チャレンジしたら、アクセスした時点で待ち人数1万7000人超え!

1時間以上待って順番きたら、土日のチケットは全滅でした…😇
一人とかなら取れそうだったけど、数人はダメですね。
というわけで、今回は平日狙いで無事に確保!
🏞 入園!ジブリ感より…公園感強め?
入り口を入った瞬間、思ったよりテーマパーク感がない!

「え? 青少年公園じゃん?」って感じ(笑)
この先のエレベーターで行くのか。

きっとこの先はきっと夢の世界が広がってるはず。
だが、

やっぱり公園…。
こっち見ても公園…。

ここが「ジブリパーク」?
それでもコスプレっぽいキキがちらほらいて、少しほっこり。
🍜 まずは腹ごしらえ!きしめん「石波志」へ
スケート場の下にある「きしめん石波志」へGO!

……と思ったら階段しかない!?
車椅子では大回りしてやっとたどり着きました。

店内はセルフサービス式。
これを注文。

ざるきしめんでさす。
🧙♀ 魔女の谷へ!キキの部屋、飛行機乗りの部屋など
バス移動もできるけど、混雑時は立たなきゃいけないとのこと。
なので歩きます(この判断が後に疲れの元に…)。
魔女の谷へ。
入り口にはなにやら怪しげなものが。

「魔女の口」というらしい。魔女ベラ・ヤーガをイメージしたという。
嘘つきが入ると切られるとか…それは「真実の口」だ!
では、魔女の谷の中へ行く。
ゲートではチケットと障害者手帳の確認が必要。

でも、ここで手帳を1回見せたら他では見せなくてOKになるようです。
まだここから先に進むようだ。
しばらく行くとようやく建物が。

ここが魔女の谷。

ようやく、テーマパークらしいとこが。
こじんまりしてるけど。
手前に見えたのは「魔女の家」だな。
こんな感じのとこだ。

あっちが飛行機乗りの塔

中には、飛行機の図面みたいなのや工具があるけど…

ジブリの作品と関係なさげ。
こっちは「グーチョキパン屋」。

ここの2階にはキキの屋根裏部屋があるという。
階段で上がるんだが、車椅子でもエレベーターがある。

エレベーターがあるのは、隣の建物。

2階で降りれば、キキの部屋。

中は撮影禁止みたいだ。
キキの部屋は意外とベッドが小さめ。ここで寝れるの?ってくらい。
ラジオが置いてあって「これ、あのラジオ?」とテンション上がり。
あと、あっちに見えるのはたぶんハウルだな。

全部見てると大変そうなので、ここらで次へ。
🌳 もののけの里へ
魔女の谷からもうちょっと行くとある。

ここが入り口みたい。

チケットを見せて入場。
中には、櫓みたいなのが。

「タタラ場」だ。
中では、五平餅を焼いてるよう。

その隣には神様がいる。

ここは広さは控えめ。
ただ雰囲気はあります。ちょっと異世界感。
🎥 ジブリの大倉庫へ
ここが一番のメインかも!
場所はあの建物の中。

スケート場のとなりだ。
行ってみると、行列。

ここが入り口。

まずは、中に入って、エレベーターで1階へ。
企画展示室へ。

企画展示は「食べるを描く」と「ジブリがいっぱい展」。

「食べるを描く」は撮影禁止だって。
企画展示室に入ると、渋滞中。

壁にはジブリ作品のポスターが。なつかしい…。

トトロのポスターの女の子は、サツキとメイじゃないんだよな。二人にする前の設定のイメージ。なぜこれを使うんだろう?
展示室内はこんなん。

この先には、ジブリ作品の世界中のパッケージなどの展示。

そして、ネコバスがいます。

企画展示室を出て、中を歩いてると行列に遭遇。

なんだ?
と思ってたら、これだった。

カオナシと写真を撮るため。
人気者です。
カオナシの他、ラピュタなどのシーンの撮影ができるとこがあります。
▶ 映像展示室オリヲン座
中2階にあるシアター。

中に入って、劇場が開くまで待ちます。

中は意外と広くて、ちゃんとしたミニ劇場。
上映作品はこれです。

「くじらとり」。
ほっこりする内容でした。
車椅子席は最後列。退場時は前からではなく後ろから誘導されます。
あと、こんな店も。

プラモデル屋です。
あまりジブリとは関係なさそうだけど…。
🌾 どんどこ森へ(体力的に一番キツい)
あとは、「どんどこ森」。
「サツキとメイの家」があるとこだ。
購入したチケットは大さんぽ券なので、中には入れないけど、見に行こう。
で、向かったんだが…
ここは…遠い!
15分程歩いて、やっと入口があった。

サツキとメイの家を目指して行くと、案内の人がいる。

チケット持ってるのか、確認される。
大さんぽ券を持ってると言うと、そのチケットではこのエリアに入れないをだと。
「サツキとメイの家」は外から見ることもできないんだって。
えぇ~!?
行けるとこは山頂の「どんどこ堂」だと。
階段があるから、別ルートで行くみたい。
先は長そう。
登るの大変そうで、行っても売店があるくらいみたい。ここは断念。
はるばる来たけど、何もせず帰るのだった。
🛋 全体の感想:夢と現実のはざまで…疲れた!
夢のジブリの世界に触れた感はあるけど、想像以上に体力勝負!
各エリアが分散しているので、移動が大変なのだ。
特に坂道と距離感、バスの混雑など、車椅子で行く場合はちょっとの覚悟が必要です。
でも、各施設の案内やスタッフの対応は親切だったので、事前準備しておけば楽しめると思います。
トイレとかは各所にあるので、大丈夫だけど、全体的に案内がわかりづらい。
事前にどこに何があるかチェックしといた方がよさそうでした。
車椅子でも行けるけど、事前準備と体力が要りそうです。
ではでは
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