さてさて
2024年7月14日。
以前から気になっていた「ジオスペースアドベンチャー」に応募したら…まさかの当選!
倍率はなんと2倍以上だったそうです。
スーパーカミオカンデへ潜入!神岡の地下500mはまるで異世界!
当日は前泊していた高山市の「ホテルアソシア高山リゾート」から、車で約1時間。
集合場所の神岡公民館に向かいました。
🏁 神岡公民館に到着。出店もあってお祭り感!
朝9時前に公民館に到着。

最初、どこかわからなくて通り過ぎちゃいました。
ここが駐車場。

もう何台も停まってて、奥の方に駐車。

駐車場には出店が出ていて、ちょっとしたお祭りみたいな雰囲気

そして、入口には「GSA」のマークが!

中に入ると受付があります。

グッズも販売されてて、Tシャツ等がありました。

特に買いたいものはなかったけど…
受付はスマホの画面でチケットを提示してサクッと完了。

自分は第3便(9:00受付)だったけど、まずはセミナーがあるらしい。
開始時刻にはちょっと混乱も…。
「セミナーは9:25開始」との表示されていたが、「今から始まってます」と案内されて2階へ。
しかし、行ってみると、「9:25から」との説明。
どっち??
最終的には予定どおり9:25にセミナー開始となりました。
🎓 セミナー:東北大学の先生によるニュートリノ講座!
会場は神岡公民館2階のホール。

セミナーは、かなり本格的でした。
講師は東北大学の先生で、「ニュートリノって何?」「なぜ地下深くで観測するのか?」といった基本から、スーパーカミオカンデの構造や目的まで、詳しい解説が聞けました。
🚌 バスでいよいよ坑道へ!まずはヘルメット装着から
セミナー後はバスに乗って坑道入口へ移動。

山奥に行きます。
道中、ガイドさんから神岡町の歴史や鉱山の話が聞けて面白い。
ジオスペースアドベンチャーは今回が5年ぶりの開催らしい。

どうやら、目的地に到着です。

ちょっと天気は悪いけど、あそこが坑道かな?

バスを降りたら、テントの方へ集合。

ここで、ヘルメットを装着&トイレ休憩。
あたりは少しガスっぽい空気で、坑道の雰囲気が漂います。
🚧 坑道の中はまさに異世界!鉱山用エレベーターにロードホールダンプも
再度バスに乗り換え、坑道内へ進入。

バスが行くのは坑道の途中まで。ここで降ります。

後は徒歩で。

少し歩くと、ちょっと開けたとこ。
大きな金属製のリフト「ケージ」が登場。

かつてこの「ケージ」で人や鉱石を地下500mまで運んでいたとのこと。今は展示のみ。
さらに巨大な「ロードホールダンプ(鉱石運搬車)」も展示されていて、迫力あり。

ここでは鉱石の販売もあり。

記念に水晶のような鉱石を1000円で購入しました。
🚶 さらに奥へ…スーパーカミオカンデの実験区域へ!

ここからはさらに先へ。
途中にマツダのデミオがいました。

どこから来たんだ?
さらに奥へ進み、ついに「スーパーカミオカンデ」実験区域に到着。

ここから靴を脱いで入場します。
中はこんなん。

機材が並んだ奥に行くと、

「実験水槽」です。
ここで説明を受けます。

そして、今いる場所が「スーパーカミオカンデ」の上です!

足元の下が、「スーパーカミオカンデ」だけど、中は見れません。
ここの研究員ですら見た事ないんだって。
あと、中を見学できます。



中にはこんなものが。
「スーパーカミオカンデ」の模型

光電子増倍管。

あと、解説もあります。

ここには、中に入ったように見える写真スポットがあり。

こんなとこの前で写真が撮でます。

あと、赤いパトランプが。

酸欠になると回るんだろう。
🧪 陽子崩壊からニュートリノ研究へ
もともとは「陽子崩壊」の研究用だったこの施設。
その後、ニュートリノ研究の主力装置として使われるようになり、現在に至ります。
ニュートリノに質量があるという世界的発見をもたらした装置でもあり、
ノーベル物理学賞にも関わった重要な研究現場です。
🚌 バスで帰路、公民館に戻ってアンケート
実験区域の外では、帰りのバスが待ってます。

バスに乗って坑道の外へ。

ここで帰りのバスを待ちます。
来るまで、ちょっと時間があり。

みんな写真撮ったりしてます。
バスがやってきました。次の参加者が降りてきます。

バスに乗って、神岡公民館へ向かいます。

神岡町公民館に着いたら、3階でアンケートを記入して終了!大満足の科学体験ツアーでした。
🌍 「ジオスペースアドベンチャー」について
岐阜県飛騨市神岡町で開催される、スーパーカミオカンデ見学ツアー。
坑道に入って実際の観測エリアまで見学できる、かなりレアな体験型イベントです。
- 主催:飛騨市、東北大学など
- 会場:神岡鉱山跡地の地下実験施設
- 開催頻度:不定期(今回は5年ぶり)
- 応募:抽選制、倍率高め
🔬 「スーパーカミオカンデ」とは?
岐阜県飛騨市の地下1000mにある、世界最大級のニュートリノ観測装置。
大量の水と光電子増倍管で、宇宙からの幽霊粒子「ニュートリノ」を観測。
1998年には、ニュートリノに質量があることを世界で初めて発見し、ノーベル物理学賞につながりました。
🌌 「ニュートリノ」って何?
- 宇宙から飛んでくる微粒子。電荷なし、質量はほぼゼロ。
- 物質をすり抜けるため、検出が非常に困難。
- カミオカンデのような地下施設でなければ観測できない。
ではでは
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