さてさて
2025年7月27日、横浜の「Kアリーナ」で開催された『マクロスF ギャラクシーライブ☆ファイナル 2025』に、車椅子の母親を連れて行ってきました。
実のところ、『マクロスF』はほとんど観ていません。ただ、緑の髪のポンコツっぽい娘と、ちょっと高飛車っぽいけど実は面倒見の良さそうなお姉さんが出てたよな?って記憶はある。ランカとシェリル、その名前は知ってたし、歌も「ライオン」くらいは分かる。
そんな感じですが、チケットが取れてしまったのが運命。というわけで、あまり知識がないまま、行ってきたんです。
今回はライブレポートだけでなく、車椅子でのKアリーナ来場の様子、アクセス、トイレや座席の様子、施設の情報なども含めて、まとめました。
🏟 Kアリーナとは?:最新ライブ特化型アリーナの全貌
Kアリーナ(正式名称:Kアリーナ横浜)は、2023年に開業した最新鋭のライブ特化型ホール。みなとみらい地区にあり、最大収容人数は約20,000人。

特徴は「すべての座席がステージ正面を向いている」こと。一般的なアリーナでは横や後方になる座席が、ここではすべて前向きになる設計で、音響や映像の体験を最大限に活かしてくれます。

ライブ演出に特化した大型モニター、音響、照明システムが備わり、国内外アーティストのツアーにも対応。
車椅子席はLEVEL3の客席の後方にあります。
アクセスは横浜駅から徒歩圏内。ただし、案内表示が少なく、初見ではかなり分かりにくい。公式サイト等で事前にルートを確認しておいた方が良さそうです。
🎵 マクロスFについて:歌と三角関係の宇宙戦争
『マクロスF(フロンティア)』は2008年放送のTVアニメで、『マクロス』シリーズの中でも特に人気の高い作品だそうです。
登場人物の恋愛模様と戦闘機バトル、そして圧倒的な楽曲群が特徴。
代表キャラクター
- シェリル・ノーム:銀髪のクール系歌姫。プロ意識の塊。
- ランカ・リー:天然系の新人歌姫。元気で一生懸命。
この二人の歌姫が、それぞれ実在のアーティスト「May’n」と「中島 愛」によって歌唱・演技されるのが大きな魅力。今回はその二人が再び登壇する“ファイナル”ライブでした。
🚉 横浜駅からKアリーナへ:迷子体験記
当日は新幹線で名古屋から新横浜へ。そこから横浜線を使って横浜駅に到着。
しかし、ここからが試練。Kアリーナまでの案内が見当たらない!どの改札を出ればいいかも不明で、勘で「東改札」へ。
地上に出たら更に混乱。タクシー乗り場がどこかも分からず、結局、たまたま乗客を降ろしていたタクシーを捕まえて、Kアリーナまで。
料金は約1,200円。ちょっと高いが、迷い疲れた我々にはありがたかった。
ちなみに、横浜駅のタクシー乗り場は、西口と東口にあるみたい。
メインは西口側のようです。
Kアリーナは東口側だけど、外に出ても見つからず、地下に行かないといけないらしい。
わかりにくいなら、西口の方が安心かも。
🛗 会場到着から開演まで:トイレ戦争と行列回避
Kアリーナに到着すると、階段がそびえています。その上の会場前はすでに人の波。

ここからは行けないのでエレベーターを探して歩道を進みます。

案内があったけど、イマイチよくわからない。でも、エレベータはありそう。

あった。!これがエレベータだ。

上に上がると、どうやらここが入口みたい。

その、会場入り口の方は人の列。

そしたら、スタッフが来て車椅子用の入口に案内してくれました。

中に入ると、普通の入口から入った人の列。
なにやら撮影ポイントがあるみたいで、みなさんカメラを向けています。

スタッフの人が先導してくれて、LEVEL3の入口にたどり着くと、「車椅子はこちら」と誘導。
親切な案内で助かる!

LEBEL3はこんな席みたい。

中に入ると薄暗い。

撮影していいか聞くと、始まるまではいいとのこと。
そしてLEVEL3の入口はいってすぐに車椅子席がありました。

こんな感じの車椅子用エリアが何か所かあります。
車椅子席はステージに正対するように設置されていて、視界も良好。

場所がわかったので、始まる前にトイレに行こう。
しかし、通路に出ると、これまた人、人、人…。

車椅子用のトイレははじっこの方なのでそこまで行きます。

行った時は、使用中…。
仕方ないのでしばらく待つ…が、なかなか出てこない。
10分、15分、25分…。さすがに長すぎ!
ようやく出てきたのは、車椅子ではない人。しかも、その後、普通のトイレに入っていった…。車椅子用トイレで何してたんだか…。
なお、一般のトイレは、入口と出口が別になっていました。なので、入った反対側から出ないといけません。
その後、車椅子の母親は車椅子席において、中を散策。
LEVEL5にあるフォトスポット(特大オオサンショウウオなど)

LEVEL7のカフェ

どちらも大行列です。
カフェにはこんなのがあって会場に持ってってもいいみたい。

あと、LEBEL3のとこには花束が。

みなさんこれを撮影していました。
見て回って、そろそろ時間になり、戻ります。
🎤 ライブ本編レポート:サイリウムが赤と緑に染まる宇宙
バルキリーが吊られたステージ、背後の巨大モニター、会場を埋め尽くすサイリウム…いよいよ始まる!
オープニング~序盤戦
まずはオープニング
- サクリファイス
そしてランカが登場!
- 時の迷宮
吊られていたバルキリーが上昇し始める。「あ、動くんだ…」と感心。
会場は緑のサイリウムで埋め尽くされる。
続いて、シェリルの登場。
- トライアングラー
- Welcome To My FanClub’s Night!
- What ‘bout my star?
- ノーザンクロス
- 射手座☆午後九時Don’t be late
シェリルの登場で一気に赤のサイリウムに。
中盤戦:通路乱入と名曲連発
- アイモ~鳥のひと
どこにいるかと思ったら、ランカがアリーナ席の通路を歩きながら歌う演出。また会場は緑のサイリウムに。
- ねこ日記
- アナタノオト
- 星間飛行
「星間飛行」はやっぱり盛り上がる!ステージのバルキリーも降下。あの“乗って歌う”イメージが再現された感じ。
次はランカとシェリルのデュエットで
- What ‘bout my star? @Formo)
MCタイム
ここでMCタイムで自己紹介。
- マクロスFは17周年!
- 観客数は1万9千人!
- 4年ぶりのライブ!
- ベストアルバム発売記念も兼ねてる!
ここから「デカルチャー歌合戦」突入。
デカルチャー歌合戦コーナー
- pink monsoon
- 超時空飯店 娘々、ダイナム超合金、だるまゼミナール、ニンジーン Loves you yeah!
- 恋はドッグファイト
- ギラギラサマー(^ω^)ノ(Ranka cover)
ナレーションが入り、バルキリーと通信が始まった。早乙女アルトがやってくるようだ。 映像で大気圏突入し、青空の映像とステージのバルキリーが連動して空を飛ぶイメージ。
終盤戦:衣装チェンジ&感情爆発
ここで衣装が変わった。
- そうだよ(ランカ)
- 永遠(シェリル)
- ユニバーサル・バニー(シェリル)
- 虹いろ・クマクマ(ランカ)
- オベリスク(シェリル)→アリーナ通路へ
- 放課後オーバーフロウ(ランカ)
ラストは2人で:
- サヨナラノツバサ ~ the end of triangle
- ライオン
赤と緑の光が交錯して、会場のボルテージMAX!
ここで一端終了。
🎶 アンコール&サプライズ:菅野よう子 降臨
「ランカ!」「シェリル!」のコールが続き、再びステージの証明が灯る。
アンコールの開始!
ピアノのソロ旋律で、
- ダイアモンド クレバス(シェリル)
- Songbird(ランカ)
あれ…ピアノ奏者…まさか?
「特別ゲスト、菅野よう子です!」
会場からは歓声が。
最後は3人で、
- 娘々サービスメドレー(May’n&中島愛&菅野よう子)
この後、バンドメンバーの紹介。
しかし、母親がトイレに行きたいというので、そこで会場を出てトイレへ。
そのまま撤収です。
🎁 終演後:グッズ購入
終演後のトイレは比較的空いていて、スムーズに。
その後、グッズ売り場に向かうが、案内されたルートはぐるっと建物をまわる方向に…。これ…逆方向じゃねぇ???と思いつつ。グッズ売り場がやっと見える。

商品はこんなのがあるようだ。

終了後はグッズ売り場も空いててスムーズ。

結局Tシャツとパンフをゲット
そして、横浜駅を目指すが、会場回りは人の群れ…

流れに沿って進むが途中でスタッフが案内に来てくれました。

一般の人が通れないところのエレベーターに。

横浜駅に向かう橋と、地上を行く方法があるが、スタッフによると、車椅子は地上を行った方がいいとのこと。

エレベータを降りると、橋を進む人の群れ。
なんか橋の方が近い気もするが地上を行く。
途中から、地上で駅に向かう人の流れに入り、ちょっと混雑してきた。
横浜駅付近では、上の連絡通路のようなところを行くみたいだが、エレベータはこの時間停まってて上がれない。
地上を進み、なんとか横浜駅に到着できました。
📝 車椅子で行くKアリーナ:まとめ
車椅子席のエリアは広く、スタッフの対応も親切。
ただ、電車で横浜駅からKアリーナまでのアクセスは迷いそうなので、事前に確認しておくべきでした。
全体として、ライブとしてもバリアフリー体験としても濃密な一日! マクロスに詳しくなくても、音と演出と空気感でめちゃくちゃ楽しめました。
車椅子で行かれる方は、トイレタイミングと駅〜会場の移動方法をしっかり計画しておくのがおすすめです!
ではでは
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