我が家のツバメのカラス対策

DIY
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さてさて

我が家の玄関には、毎年ツバメがやってきて巣作りをしていきます。

ツバメ カラス 対策

今年も例に漏れず、ちょっと修理された形跡があって「あ、来てるな!」と。
あの小さな身体で、長旅を終えてまた戻ってくる姿には毎度ほっこりします。

ツバメ カラス 対策

しかし、ここで頭をよぎるのは…去年の悪夢。 旅行から帰ってきたら、巣は壊されていたのだ。

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下には卵の残骸が…。

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最初は誰かのイタズラかと思ったら、 ネットで調べてみると、どうやらカラスの仕業らしいじゃないですか。
「今年も襲われたらどうしよう…」という心配が頭をぐるぐる。
これはもう、人間の出番だな!と カラス対策に乗り出すことにしました。

🐦ツバメって?ちょっとしたうんちく

ツバメって昔から日本では「縁起がいい鳥」って言われてますよね。 家に巣を作ると商売繁盛とか、火事にならないとか。 なんだかんだで、農家の害虫を食べてくれるスゴい助っ人でもあります。

ツバメ カラス 対策

一説によると、江戸時代から街中にツバメの巣があって 商店の看板鳥だったとか。
しかも、飛ぶのが超うまい。 ヘビや猫が襲うならまだしも、空中からのカラスアタックは ツバメにとっても天敵中の天敵!

🦅カラスの知恵比べ:巣を守る防衛策とは?

カラスはめちゃくちゃ頭がいい。

神社とかのハトのエサの自動販売機にお金入れてエサを買う事もあるとか。

ちなみに、そのお金はお賽銭をくすねてくるらしい。もはや…犯罪!?

そんなカラス、生ゴミ漁りだけじゃなくて、ツバメの巣も狙って卵を食べるって知ってました? ツバメは群れで協力することもあるけど、 玄関先の小さな巣だとさすがに無理。
ネット上には先人たちの知恵があふれていて、 「網を張るといい」とのこと。 ポイントは、 カラスは通れないが、ツバメは飛行技術でスイスイ抜けられるということ。 網目サイズや設置の仕方で運命が分かれるんです。

🔧今年の防衛作戦!実際にやってみた

さっそく近所のダイソーで、20cm目のネットを購入。

ツバメ カラス 対策

これがちょうどカラスはNG、ツバメはOKのサイズ感らしい。

このネットを、玄関に張るわけだ。

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そして、巣の周りに空間を確保してネットを張るため、ホームセンターで伸縮ポールを調達。

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いきなり網を張ると「この家やーめた!」ってツバメがどっか行くんじゃ…? とドキドキしたので、まずは伸縮ポールだけ取り付け。

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すると、親鳥がポールに止まったりして、むしろ気にしてない様子。

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「じゃあいける!」と、 いよいよネットを設置。

ネットを雨樋にカラビナと鎖で固定。

ツバメ カラス 対策

破風板にはフックを増設して鎖で吊るす作戦。

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これでネットをつるします。

ツバメ カラス 対策

鎖は長さ調整できるので細かい調整に便利でした。

巣の下は最初はあえて空けて数日様子見。

ツバメが網を通れるか確認してみると… ちゃんとスイスイ出入りしてる! 飛行技術半端ない。

大丈夫そうなので、最後に下もネットでガード。

ツバメ カラス 対策

伸縮ポールで空間を持たせて、防犯カメラのコードパイプ等にビニール紐で固定。

ツバメ カラス 対策

網の余分なところはハサミでカットしておきます。

ツバメ カラス 対策

多少見た目はごちゃっとしたけど、防衛力優先で!

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隙間が広い所もあるけど、一応、これで完成。

結果、ツバメも無事巣に戻ってくれました。

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あとは無事にヒナが育って、みんな巣立ってくれることを祈るのみ!

📝今回の作戦まとめと、これからツバメを迎える人へ

ツバメの巣は縁起モノ!しかし、糞にはちょっと困ります。我が家の玄関には電動のシニアカーがあるけど、糞まみれになるので退避です。

そして、自然の厳しい現実。去年はカラスの被害がありましたが、その前は猫の被害も。

ツバメの雛の巣立ちでは、最初はちゃんと飛べず地面をウロウロしているみたいなんです。そこに猫が来ると…。

そうなったらどうするのか?

以前、猫に襲われた雛を保護したので、野鳥園に持って行ったら、原則、引き取らないんだそうな。元の場所に返すようにと。自然に任せるということみたいです。

カラス対策で網をつける場合、網目サイズが20cmならツバメは通過できました。ただ、カラスがちゃんと防げるかはまだわかりません。

正直、DIY感満載で見た目は少々アレですが、 ツバメに無事子育てしてもらえたら大成功です!
もし同じようにツバメが巣を作ってくれたお家があれば、 参考にしてもらえたらうれしいです。

来年もまた、ツバメが元気に戻ってくるといいな。

ではでは

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