さてさて
2025年5月14日、兵庫県西宮市の「新西宮ヨットハーバー」から、母(車椅子ユーザー)を連れて、ヤマハのシースタイルのレンタルボートで釣りに出航してきました!
車椅子利用者と一緒に楽しむマリンレジャーの実際をお届けします!
🚗出発〜マリーナ到着まで:まさかの“下見”が本番に!?
今回お世話になる「新西宮ヨットハーバー」はバリアフリーマリーナとなっていた。
マリーナに車椅子で乗船可能かを問い合わせたところ、ボートの桟橋までは車椅子で行ける。
ただし、乗船は自力でやってもらわないとダメとのこと。
利用する人は、乗れるか事前に下見に来ているらしい。
なら、「下見に行ってみようか」という事で、1人で行く予定でした。
そして行くなら、海に出ようとボートも予約。
が、
が!
前日になって母が「一緒に行く」と急展開!
いやいやいや、ボートって簡単に乗れるもんじゃないから!しかも1人で車椅子の母を乗せるのは無理!と焦って、ChatGPTに相談。
旅行先で介護のサービスはないか聞くと、いくつか出てきた。
その中に「看護師付き添いサービス めぐみ」があり、連絡してみたら、ボートの乗船サポートもしてくれると!
これは神の一手!すぐに申し込みました。
前日のうちに釣りエサ(モエビ)も調達し、当日朝はスムーズに準備完了。
家を出発し、9時半前には新西宮ヨットハーバーに到着。

障害者用駐車場がセンターハウス西側にあり。

そこに車を止めて、母を下ろします。
🧑⚕️「看護師付き添いサービス めぐみ」について
今回のボート釣行で大きな助けになったのが「看護師付き添いサービス めぐみ」さん。
旅行や外出、医療機関の付き添いを中心に活動している訪問型のサポートサービスで、今回のようなボートの乗降介助にも対応可能とのこと!
申し込みの流れもスムーズで、
- 前日にホームページのフォームで申し込み、電話で確認
- サービス内容・料金の説明を受ける
- 必要なサポート内容(今回は乗船補助)を伝える
- 当日、決められた時間と場所へ来てくれる
という、非常に安心感のある対応でした。
実際、乗船時の母のサポートはとてもスムーズで、体位の保持や声掛けなどプロの仕事。
これまで「家族だけでは難しい」と思っていたアウトドア系レジャーも、こうしたサービスを活用すればぐっと現実的になります。
🛥️新西宮ヨットハーバーのバリアフリー事情:広いけど罠もある!
「新西宮ヨットハーバー」は西日本でも最大級のマリーナ。

ヨットがズラリと並び、ロケーションも最高です。海風が心地いい。
これがマップ。

そして、センターハウス。

センターハウスはこうなっている。

一応、バリアフリー対応ということにはなっていて、以下の点はありがたい:
- センターハウスには車椅子で入れるトイレあり

- 障害者専用駐車スペースが明示されていて使いやすい
- スロープ付きの桟橋があり、母はここから乗船可能

でも注意点も:
- ヤマハシースタイルの受付があるヤードハウスは階段しかない2階!

- 通常の桟橋は階段あり、バリアフリー非対応
つまり、動線の確認とサポート体制の事前調整が必須です。
👩🦼乗船サポートと出港までの流れ:人の力ってありがたい
まさみはシースタイルの受付があるヤードハウスに向かう。
介護スタッフの方とはセンターハウスで合流なので、母親はセンターハウスで待機。
ヤードハウスで受付&荷物おろしをしていると、介護スタッフと母が合流し、車椅子でヤードハウスへきました。
今回乗船するボートはヤードハウスの向こうの桟橋にあります。

通常はここからボートに乗るのだが、階段なので車椅子では無理。
センターハウス側の桟橋がスロープなので、介護スタッフの人に母親は連れてってもらった。

そして、ボートを移動させて母親が待つ桟橋へ。

接岸したら、母を後部から乗船。

介護スタッフの方がうまく体を支えつつ、後部のデッキから座席へと安全に移動。

このプロセス、一人では絶対に無理だったので、本当に助かりました。
母も手伝ってもらえて良かったとにっこり。
🚤ボート「AX220」:乗降しやすさと安心設計が◎
今回利用したのは、ヤマハの「AX220」。

- 全長約22ftでコンパクトながら、安定感がある
- 後部デッキが広く、乗り降りの補助がしやすい構造
- 操縦席の隣にもシートがあり、ゆったり座れる
キャビンはありませんが、日除けのTトップがついていて、快適に過ごせます。
ボート初心者や、軽装備でのデイフィッシングにはぴったり!
🎣神戸空港沖の実釣レポ:魚影はあるのに釣れん!
狙いは根魚。だけど、マリーナの人は釣れないですよ…みたいなことを。
神戸空港沖でアジや青物等を狙えるらしい。
実際、神戸空港沖に到着。

魚探には中層に反応あり!これは…!?
さっそくジグサビキで狙うも、スルー。
その後、ポイントを変えて、海底の地形が変わってるとこや、漁礁があるとこを回り、モエビを使った胴付き仕掛けで探るもアタリなし!
天気も良くて海も穏やかだったのに……まさかの完全坊主!
エサで釣れないとは…。
まあ、母も乗れるということがわかったのでそれで良しとしよう。
⚓帰港〜下船まで:再び人の力が頼もしい
15時過ぎに納竿し、センターハウス前のスロープ桟橋へ帰港。

ここでも「めぐみ」さんとマリーナスタッフに助けてもらって、母を下船。
無事に乗船・下船もできて本当に良かった。
その後、母親をセンターハウスで待たせて、ヤードハウス前へボートを戻し、精算と荷物の片付け。
🛥️豪華な次回候補「S-QUALO」:快適性が段違い!
もともとの目的は、「S-QUALO(エス・クワロ)」の下見。

次回に向けて見学させてもらいました。
これがもう、見た目も中身もプレミアム感たっぷり。
- キャビン内は土足禁止でカーペット敷き、清潔で居心地◎

- トイレはボートとしては広めで、座りやすそう

- キャビン奥はベッド的なスペースがあって、母も横になれる

- エアコンもついてて、夏でも快適!
ちょっと乗り込みは難しいかな?

と、思ったけど、車椅子で行く桟橋は高めだから、大丈夫とのこと。
母連れでゆったりクルージングするには最適な船だと感じました。
🧭釣りポイント紹介:神戸空港〜明石海峡エリア
新西宮から出ると、以下のエリアがメジャーなようです:
- 🟡神戸空港沖:潮目に青物が回遊。魚探反応も濃い
- 🟢須磨沖・横瀬:魚礁エリア。根魚に期待。仕掛け工夫が必要
- 🔵明石海峡:潮が早くて上級者向け。でも夢があるエリア
今回は神戸空港沖他を回ってで撃沈でしたが、時期を選べば爆釣も夢じゃない!?
そのあと、他のマリーナにも聞くと、今年はまだ釣れてなく、もっと暖かくなってからがよさそうとのことでした。
✅まとめ:下見が本番になっても、準備があれば大丈夫!
- 下見大事!でも急な展開にも対応できるように準備を
- サポートサービスは心強い味方
- バリアフリーといっても現場確認は必須
- 船選びの重要性を実感。次回は絶対S-QUALOでリベンジ!
車椅子ユーザーと釣りに行きたい方の参考になれば嬉しいです!
釣果はゼロでも、心の満足度は満点!
次は母ももっと快適に釣りが楽しめるよう、S-QUALOでの再挑戦を企て中です☀️
ではでは
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