さてさて
2024年7月15日。連休の最終日、高山駅近くのホテルに宿泊してたので、朝からちょい散策…
母と一緒に「高山朝市」へ行ってみました。もちろん今回も車椅子でチャレンジ!
高山の朝市っていっても実は2ヵ所あるんですよ。今回はその両方、「陣屋朝市」と「宮川朝市」をハシゴしてきました。
「高山朝市」ってどんなとこ?歴史と特徴とうんちく少々
高山の朝市は、日本三大朝市の一つとされている名物スポット。 もう一つは石川県の「輪島朝市」と、千葉県の「勝浦朝市」。
「輪島朝市」は以前行ったけど、あの火事が…。
高山では2つの朝市が有名で、
- 陣屋前朝市(通称:陣屋朝市)
- 宮川朝市
この2ヵ所は徒歩でも行き来できる距離にあります。どちらも観光客だけじゃなく地元の人も買い物に来たりするようです。
起源は江戸時代中期。農家の人が自家製の野菜や山菜、手作り味噌なんかを売りに来たのがはじまりなんだとか。 その名残か、今でも「どこか素朴であったかい雰囲気」が残ってます。
まずは「陣屋朝市」へ
ホテルから車椅子を押して、ゆっくり歩いてまずは「陣屋朝市」へ。名前の通り、高山陣屋の前の広場で開催されています。

公園の広場みたいなとこに「朝市」の看板があり。

到着したのは朝8時すぎ。すでに観光客がちらほら。 でも、全体の雰囲気はのんびりしていて、まだ「朝の静けさ」が残ってました。

出店は広場にぐるっと並んでいて、車椅子でも問題なく一周できます。路面はフラットでガタガタも少なめ。
そしてこれが「陣屋」。

まだ開いていませんね。
ここに並んでいるのは地元産の野菜等のお店のようです。本当に朝市なんだな。
そんなに広くないところですが、トイレもちゃんとあります。

車椅子対応のトイレもあって、安心ポイント。

この朝市は全体的に規模は小さめ。こじんまりしていて「あれ」?って感じ。
期待していくとこんなんか…って思うかも。
街並みを抜けて…「宮川朝市」へ移動!
陣屋朝市をぐるっと見たあとは、高山の街並みを楽しみつつ、宮川朝市へ移動。距離は徒歩10分ちょい。

途中には古い町並みのエリアがあり、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気。 川沿いに向かって歩くと、にぎわいが増してきて…おっ、見えてきた。
「宮川朝市」の表示が。

ここから入った川沿いに人がいっぱい。

これはなかなか期待できそう。
宮川朝市は、川沿いの道に沿ってずらっと出店が並ぶスタイル。こちらはかなりの規模!

片側が出店エリア、反対側にはお土産屋や喫茶店などの常設店が並んでいて、見応え十分。

人もいっぱいで、外国の人も多いようです。
「さるぼぼ」や「飛騨牛関連グッズ」、地酒や民芸品など、お土産にもってこいなものがたくさん。
混雑していますが、道は車椅子での移動もOK。川沿いの道は比較的フラットで、広さもあり、混雑時も注意すれば通れるスペースはありました。
気になったお店たち
いくつかのお店では、入口に段差を解消するための板を設置してあったり、通路も広めで車椅子でも大丈夫になっています。
角桑

入口に段差解消の板あり。

お土産や小物等がそろってます。

店内の通路も広めなので、車椅子でも見て回れます。
泉屋

ここも入口はフラットで入りやすい。

お土産の小物がいろいろあります。カラフルなさるぼぼがたくさん!

いまのさるぼぼってこうなんだ。
こがや

ここは中には入りませんでしたが、入口は入りやすそうでした。
飛騨牛の串焼きなどで人気のお店のようです。
右衛門横町

ここも車椅子で問題なく入れて、中にはいくつかのお店があつまっているとこでした。
おみやげもたくさんあります。

漆のお店や

美濃焼のお店。

漬物など。

その他に、飲食できるお店などもあります。
店内の段差はスロープがあり、移動はできますが、ちょっと急なところもあります。
宮川朝市はお店の数も多く、他にも車椅子で利用できるところがありそうです。
また、この宮川朝市の近くには安川公衆トイレがあり、車椅子も大丈夫なようです。

今回は利用しませんでしたが、存在を知っておくだけでも安心材料。
まとめ:高山の朝市は
全体として、車椅子での朝市体験は十分可能。 道も整備されていて、車椅子に配慮されたお店もあり、「歩きにくい町ではない」と感じました。
「陣屋朝市」は地元のふれあい感覚、「宮川朝市」は観光にちょうどいい感じ。
お土産の買いすぎや食べ過ぎに注意です。
ではでは
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