さてさて
2024年9月21日、静岡県富士宮市にある「休暇村富士」のコテージに、車椅子の母親と一緒に宿泊してきました。
天気は心配だったけど、着く頃には運よく富士山が顔を出してくれていてラッキー。

宿泊はバリアフリータイプのコテージです。
◆「休暇村富士」ってどんなところ?
「休暇村」とは、全国の自然豊かな場所にあるリゾート施設ネットワークで、公共性の高い運営をしていることでも知られています。
その中でも「休暇村富士」は、静岡県富士宮市の田貫湖のほとりに位置し、目の前に雄大な富士山がどーんと構える絶景の立地。

ホテルタイプとコテージタイプがあり、今回はバリアフリー対応のコテージに宿泊。
◆バリアフリーコテージってどうなの?
コテージのエリアには、何棟かのコテージが並んでいます。

今回予約したのは、その中でバリアフリー対応のコテージ。車で現地に15時ごろ到着。
コテージの場所が最初わからずホテル棟の方に行ってしまったけど、チェックインはホテル棟でOKでした。

障害者手帳の提示で割引もあるみたい。知らなかったけどありがたい!
ホテルのフロントで歯ブラシなどのアメニティを受け取って、コテージへ移動。

コテージのすぐ横に車1台分のスペースあり。

割ときれいなかんじかな。
入口にはスロープが設置されていて、車椅子でそのまま入れます。

ただ、玄関がちょっとわかりづらくて通り過ぎがちなのでご注意を。
●室内の様子
中は車椅子で問題なく移動できます。段差もなし。

ベッドはツインタイプでベッドメイキング済み。

富士山型の折り紙とメッセージが添えられていて、ちょっと感動。

ただし、ベッドの横に車椅子をつけたかったけど、最初はスペースが足りず。ベッドを少しズラすことで対応しました。

でも壁に寄せすぎると、タオルなどの収納スペースの扉をふさいじゃうので、そのへんは調整が必要です。

階段を上がるとそこはロフトです。ここが寝室になります。
●キッチン・設備まわり
ダイニングキッチンはこんな感じ。

テーブルと電気グリルがあります。

火気厳禁なのでバーベキューはこの電気グリルで。
使った後の片付けが心配だったけど、洗わずそのままでOKとのこと。
食器などや

その他にホットプレートもあります。

炊飯器もあったけど、今回は米を持ってこなかった。売店には売っておらず、コンビニ(約4km先)で購入。計量カップはあって助かったけど、トングは無し。
●トイレとお風呂
トイレも車椅子のまま使える広さがあります。ただし、扉がちょっと重たくて片手では開けにくい。

段差はなく、そのまま入れます。

そして洗面台。

お風呂はこれです。

ホテル棟の温泉も利用可能で、使った場合はチェックアウト時に申告。入湯税がかかるので。
あと、テレビはベッドの方にはありません。テレビ見たい人は注意。
◆田貫湖とその魅力
休暇村富士は田貫湖にあり。
田貫湖は周囲4kmほどの小さな湖ですが、「ダイヤモンド富士」の撮影スポットとして有名。毎年4月と8月に太陽がちょうど富士山の山頂に重なる瞬間が見られます。
湖畔は整備されていて、車椅子でもある程度移動可。ただ、場所によっては砂利道もあるので注意。
今回、翌日が雨だったので行きませんでした。
◆食事は持ち込みスタイル!買いすぎ注意
今回は肉や野菜など、かなり買い込んでしまい、さらには釣り堀で釣った魚もあって…完全に食べきれず。

翌朝は残った野菜やカレー、焼きそばなどを使って朝食に。

ホットプレートが役立ちます。
◆周辺の観光案内・アクセス
田貫湖以外にも、「白糸の滝」や「朝霧高原」などの観光地が近くにあります。
「白糸の滝」はバリアフリー対応も進んでいて、観光客にも人気。
一番近いコンビニまで4kmあるので、食材などの買い物は先に済ませておくのがおすすめです。
◆まとめ:車椅子でも快適!でもちょっとした工夫は必要
スロープや広いトイレなど、全体的には車椅子での宿泊にも配慮されていて安心して過ごせました。
ただ、ベッド横のスペースやトイレ扉の重さなど、細かい部分では工夫が必要な場面もあります。
富士山ビューに癒されながら、静かな湖畔でのんびりできる「休暇村富士」、おすすめです!
ではでは
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