さてさて
2025年7月26日。
母親を車椅子で連れて、愛知県津島市の「TOHOシネマズ津島」へ映画鑑賞に行ってきました。
観たのは『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』。
「特別観たいってわけでもないけど、行ってみようか?」
そんなノリで決まった今回の映画鑑賞。
結果は……いろんな意味で濃かったです!
🎬TOHOシネマズ津島ってどんなとこ?
場所は、ヨシヅヤ津島本店の3階。

ヨシヅヤ本体の隣にあるのが「TOHO CINEMAS」

津島市で映画といえばここ一択ってくらいの映画館です。

3階がその「TOHO CINEMAS」。
- シネコンとしてはややコンパクトだけど、スクリーン数は十分
- バリアフリー対応:エレベーターあり・車椅子席あり・多目的トイレあり
車椅子でのアクセスも良好!
1階のエレベーターでそのまま3階へ行けます。

この日は劇場直下の障害者用駐車場が空いていてラッキー✨

障害者用駐車場は、ヨシヅヤ側にも何か所かあるのだが、空いてることはほぼ無いのだ。
空いてたら奇跡である。
👹鬼滅の刃ってどんな作品?
説明不要の大人気作品ですが、あえて簡単にご紹介。

- 原作:吾峠呼世晴先生のジャンプ漫画
- アニメ制作:ufotable(作画バケモノ)
- ストーリー:家族を鬼に殺された少年・炭治郎が鬼狩りとして戦う和風ダークファンタジー
今回の「無限城編」はいよいよ最終決戦の始まり。
まさに“全編クライマックス”な構成で、怒涛のバトルラッシュでした。
🍜まずは腹ごしらえ!
18時半ごろ到着し、時間があるので映画館ではなく店舗の方へ

まずは夕食。まずはヨシヅヤ1階のスガキヤへ直行。

お客さんは少なめで、ゆったりしたテーブル席に着席。

相変わらずの安定の味。ラーメンで軽めの夕食。

ラーメン単品430円。コメダでコーヒー飲むより安いんだよね。
その後、店内をちょっとだけウロウロしてから劇場へ。
🧻上映前のひととき
上映30分前に劇場へ。
店舗の2階に連絡通路があります。

「TOHO CINEMAS」の入口。

と、言っても、2階なのでエレベータで上がらにといけない。
連絡通路の先は階段になってるけど。横にスロープがあるのでそっちへ。

スロープ降りるとすぐにエレベータがあうので3階へ。
「TOHO CINEMAS」に着きます。

まずは車椅子対応トイレを利用。場所はスクリーン側と逆になります。

ここの突き当り。

通常のトイレの間に車椅子用があり。

中はこんな感じですね。
母親がトイレに入ってる間、時間つぶしにガチャガチャに挑戦!
1階500円でちょっとお高いのをやってみた。

出てきたカプセルは意外と小さい…。

中身は冨岡義勇でした。サイズも小さい…
「500円でこれか…」と若干凹むも、まあ義勇さんなら許す。
チケットは事前にWEBで購入済なので、機械で発券する。

始まるまでは、ショップを見てみよう。

いろんなパンフレットがあります。

あと、鬼滅グッズは別テーブルに用意されてました。

こんなんがあるらしい。

特に欲しいものはなさそうである。
パンフレットは豪華版と通常版があったけど、豪華版は売り切れでした。
あと、始まる前にドリンクとか買うのだが…

始まる直前まで待ってから買おうとしたら、行列になっちゃってたので、今回は断念。
しかし、上映時間長いので買っといた方がよかったかも…。
🎥いよいよ本編!スクリーン1へ!
時間となり、入場が開始されたので、入口へ。

障害者料金のチケットなので、障害者手帳をここで見せます。
今回はスクリーン1。入ったらすぐです。

座席はこんな感じ。

TOHO CINEMAS津島の中で大きい方だ。
中に入るとスロープ。

そのスロープの先には車椅子席があり。

でも、今回の座席は、この車椅子席ではない。
通路沿いの座席にして、そこに車椅子を横付け。
座席へ移ってゆったり観賞です。

スクリーンはこんな感じ

だいぶ前の方なので、ちょっと近いけど、そんなにキツいわけではない。
🔥映画内容:最初から最後まで魂削る闘い!
いよいよ上映開始…と言っても、20分程の宣伝が。
そのあと、やっと始まります。ネタバレもあるので注意。
もうね、「息つく暇がない」とはこのこと。
開始早々、無限城ドーン!!
あの異空間の描写、CGの狂気の産物かってくらい動く動く。
視覚的インパクトだけでもう5分くらい息止まりそう。
しかも、テレビ放送のラスト直後から始まる展開なので、説明ゼロでフルスロットル。
最初から最後までずっと見せ場が続く!
🦋第一章:胡蝶しのぶ vs 上弦の弐・童磨
まずは蟲柱・胡蝶しのぶと因縁の鬼・童磨(どうま)の戦いからスタート。
童磨は、見た目は爽やかイケメン(中身はサイコパスの極み)。
信者喰って生きてるカルト教祖の鬼で、胡蝶しのぶの姉・カナエの仇。
しのぶの毒攻撃でダメージを与えてるかと思いきや…
「毒、効いてないですけど?」的な童磨のドヤ顔。
そして、胡蝶しのぶが徐々に追い詰められていく演出のエグさ。
途中、しのぶの過去回想で両親の死や姉カナエの想いが語られる。
観客の涙腺にじわっときたその直後、童磨に敗れるしのぶ…。
そこへカナヲ登場!
「師範!!」
……もうね、ここだけで一本映画作れる。
⚡第二章:我妻善逸 vs 元兄弟子・獪岳
続いて、今作で一番カッコよかったんじゃないかと言われる男…そう、善逸!
あの臆病キャラが今回は完全に別人モード。
対するは元兄弟子で裏切り者の獪岳(かいがく)。
このバトル、演出も構成も圧巻。
善逸の新技「漆ノ型 火雷神」の発動シーン、鳥肌もんです。
しかも、じっちゃん(育ての師匠)との魂の邂逅でのあの一言──
「儂の誇りじゃ」──ズドンと心に刺さる。
このシーン、個人的に今作のベストオブベスト。
一方の獪岳は…最後まで救いようのない性格で、「これ死んでよかった枠」の代表選手でした。
❄第三章:冨岡義勇&炭治郎 vs 猗窩座
そして、本作のメインディッシュ…上弦の参・猗窩座(あかざ)戦。
義勇さん、やっぱり強い。
「水の呼吸・拾壱ノ型 凪」発動時の映像、“静”と“動”のバランス神。
炭治郎も加勢し、ついに夢のタッグが実現。
しかし相手はあの猗窩座。肉体も精神もチート級のしぶとさ。
炭治郎はボロボロ、義勇の刀も折れたり…。猗窩座の強さ、ハンパねぇ!
こっちも疲労困憊で途中トイレ休憩へ(笑)
「いい加減に決着つけてくれ!」と思った矢先、炭治郎が気配を消して背後から奇襲。
義勇の「切れ炭治郎!」のモノローグに合わせて──
「お前を切る!!」
…え、言っちゃうの!?気づかれるやつじゃんそれ!?
でもなんやかんやで首を切ることに成功。
──が、猗窩座はまだ死なない。
ここからは鬼になった経緯、愛する人との悲劇、心の闇…
しっかり人間ドラマ全開の回想編。
思わず「まだ引っ張るの!?」って心の中で叫びました。
でも最後は、猗窩座が自分で自分を責め、命を終えるという切ないラスト。
💀その他の柱たち…ちょっとお散歩中?
・悲鳴嶼行冥(岩柱)
・甘露寺蜜璃(恋柱)
・時透無一郎(霞柱)
・伊黒小芭内(蛇柱)
・不死川実弥(風柱)
この人たち、今回は基本「無限城の中を走ってるだけ」でした(笑)
今後の章で大活躍するのは間違いないけど、
第一章は「顔見せ程度」って感じでちょっと寂しかったかな。
玄弥と伊之助に至っては、ほぼカメオ出演レベル。
🧠全体感想(精神と体力を削られる2時間半)
とにかく濃厚、重量級。
映画一本じゃなくて、テレビシリーズにしてもいいボリューム。
ストーリーは原作に忠実だけど、休憩なしでこの密度は体力的にキツい。
子どもより大人の方がやられる作品です。
モーツァルトのフィガロの結婚で国王があくびしちゃったみたいだ。
でも、バトル演出の迫力、心理描写の丁寧さ、
どれをとっても“映像化の理想形”でした。
上映時間は2時間半超。
途中、母が「トイレ行きたい」と抜けるほどの長さ…
本当に「七人の侍」ばりの途中休憩が欲しいくらい。
そして炭治郎が父親の回想を始めるから
「あぁ…これは長いぞ…」と悟り…。
猗窩座が首切られてもしぶとく戦うと…
「おいおい、いい加減死ねよ…」と思ってしまった…。
でも、最後はきっちり決着。
炭治郎と義勇が猗窩座を倒す
💡映画を観終えての感想
・CGと作画のクオリティは流石!無限城のスケール感すごい
・全編バトルでテンションは高いけど、とにかく長い!
・構成としては「第一章」だけで三部作ぐらいの密度
・疲れました…本当に…
感動や名シーンもたくさんあったけど、
「もう少しスリムにしてくれても…」というのが正直なところ。
テレビシリーズでも良かったんじゃ?
原作を読んで話を知ってるか、テレビだけ見たかによって評価も変わりそう。
劇場版と言うが、劇場上映用に練り直したわけではなく、漏らさず「鬼滅の刃」を見せようという作りかな。
構成や上映時間等で、エピソードを削ったり、変えたりするが、今回の「鬼滅の刃」はそういう事をあえてやらなかった感じ。
確かに、エピソード削ると、「あのシーンが無い!」って思われるだろうし、原作の話が良かったと言われそう。観たい人に答えた作りなんだろう。
とにかく、凄いし、よくできてる。
ただ、「映画」としてよいかどうかは…。
とにかく長いので、車椅子で行くなら、トイレで出る事も考えておいた方がよいでしょう。
📌まとめ
車椅子でも無理なく楽しめる映画館、それがTOHOシネマズ津島。
鬼滅の刃の激闘は迫力満点だけど、体力もってかれるレベル…
次回作では、ぜひ途中休憩を!
次の章も観に行くかは…そのときの気分で😅
同じように車椅子で映画を楽しみたい方の参考になればうれしいです!
ではでは
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