さてさて
2024年の年末~2025年の年始、「沖縄・台湾クルーズ」に車椅子の母と行ってきました!
きっかけは、2024年の始めに見つけたクルーズ情報。MSCベリッシマの沖縄発着の台湾クルーズ。

外国船で台湾行はあまり見かけなったので、これは申し込まねば!
いつもお世話になるJTBで発売されたら取ってもらうようにお願い。客室はバリアフリーで。
客船は、油断するといつのまにか発売されていて、気づいたら満室となっているのが多い。それで逃したクルーズも数知れず。今回は気づいてよかった。
客船は、外国船より、日本船の方が楽ではあるが、何より外国船はその巨大さと低価格が魅力。
ただ、外国船は必ず海外に寄港するのだが、大抵は韓国なのだ。別に行きたいところではないので、1回しか乗ったことはなかった。
ちなみに、前回乗ったのはボイジャー・オブ・ザ・シーズ。
そして、JTBの「沖縄発着 MSCベリッシマで航く沖縄・台湾クルーズ(2024年12月30日〜2025年1月3日)」を発売と同時に予約してもらったのだ。
ただし、バリアフリーの客室はリクエストしているが、取れるかはわからない。
船会社からは、客室がバリアフリーになるかは、出航2週間前に届く乗船券で決まるとのことだと。
何それ?
2週間前になるまで、バリアフリー客室かはわからない。そして、取れなくて行けなくなった場合、キャンセル料が必要とのこと。
なんか納得できないが…。
JTBも船会社に問い合わせているようだが、海外なのでなかなか融通はきかないみたい。
しかし、7月13日に無事にバリアフリー客室が確保できたと連絡。
一安心である。
今回は、沖縄発着なので、沖縄へは12月28日に入る。大きな荷物は事前に船宛に送付して。
そして、2024年12月30日から、ベリッシマのクルーズの開始である。
🗺️【今回のクルーズコース】海の上で年越し&3つの寄港地めぐり
今回乗ったのは
JTBの【日本発着最大客船 MSCベリッシマで航く 沖縄・台湾クルーズ】!

5日間で
那覇 → 石垣島 → 台湾(基隆)→ 宮古島 → 那覇
と寄港して、しかも海の上で新年を迎えるという、
もう一生モノの年越しプランです。
📅【旅のスケジュールはこんな感じ】
✅ 2024年12月30日(月)
19:00 那覇港を出航!
✅ 2024年12月31日(火)
09:00 石垣島に入港
19:00 石垣島を出航
船上で新年を迎えます!
✅ 2025年1月1日(水)
07:00 台湾(基隆)に入港
18:00 基隆を出航
✅ 2025年1月2日(木)
08:00 宮古島に入港
18:00 宮古島を出航
✅ 2025年1月3日(金)
07:00 那覇港に帰港して下船
🌏【寄港地豆知識ちょい足し】
- 石垣島
マンゴーアイス、石垣牛バーガーなど、港すぐそばで楽しめるグルメ多め!
車椅子でも港から平坦なので移動はラク。 - 基隆(台湾)
港のすぐ近くに廟口夜市があって、
小籠包や麺線を買い食いする人多数。
歩道が狭い場所があるので、車椅子は注意&ガイドツアーに参加するのも手。 - 宮古島
港からちょっと車で移動すると東平安名崎や砂山ビーチが有名。
港周辺だけでも海の透明度に感動できるので、短時間でも満喫可能です。
✨【ここがすごい!】MSCベリッシマってどんな船?
「ベリッシマ(Bellissima)」って、イタリア語で“とっても美しい!”って意味。
MSCクルーズの誇る大型客船シリーズのひとつです。

最近はアジア路線も増えてて、沖縄発着もどんどん人気に。
船内は基本英語だけど、日本語スタッフもいて安心です。
ここで、乗る前に知っておきたいMSCベリッシマのちょっとした小ネタを。
乗船前に読んでおくと、船内探検が100倍楽しくなる!
🛳️ そもそもMSCって?
MSCは「Mediterranean Shipping Company」の略。
ヨーロッパのおしゃれさと気さくさが売りで、近年はアジア路線も拡大中!
元々はコンテナ輸送からスタートした会社で、クルーズは実は後発組なんです。
その分「他と違う個性を出そう!」ってことで、船内のデザインやサービスはイタリアンの陽気さ満点。
🌟 ベリッシマの特徴
・2019年デビューのまだ新しい船!
・全長315m、17階建ての超高層マンション並。
・お客さんだけで5,700人+スタッフ1,500人=ちょっとした街が海を移動してる感覚。
💎 スワロフスキーの階段の秘密
ベリッシマの名物の一つが“スワロフスキーの階段”。
1段に数千個のクリスタルが埋め込まれていて、ギラギラに光る。

🎭 船内ショーのレベル
毎晩あるショーは意外と本格派。
過去にはあのシルクドソレイユとも提携していたんだとか。
今回は別のエンタメだけど、人気のショーはすぐ満席になるのでアプリでの即予約が必須!
席が取れなかったら泣く。

🧳【いざ出航!】那覇港までの道のりと乗船レポ
今回は12月28日に沖縄入りして、2日間レンタカーで観光を満喫してからの出港。
30日の午後に那覇港第2クルーズバースへGO!
那覇港の第2クルーズバースは大きな客船が寄港する専用エリア。
沖縄観光で利用したレンタカーを返して、港まではタクシーで移動。
途中で港のベリッシマが見えてくる。

港が近くなるとフェンス越しに見えるベリッシマが…でかすぎる!。

那覇港第2クルーズバースに到着。
まるでマンションです。

🚶♀️ 港の駐車場はバスもいっぱい。みんなこうやってくるんだな。

駐車場の先に入口らしいところが。あそこが受付のようである。

車椅子を押して受付テントに向かうと、スーツケース持った人の列がズラ〜っと。
ここでパスポートを見せて受付へ。

次は、荷物預かり所へ向かう。

ここで手荷物を預ける。

この後はチェックインです。
🔍【チェックインと検査】空港みたいでドキドキ
大きな手荷物はカウンターで預けて、
空港みたいな探知機を車椅子ごとくぐります。

🪛 車椅子の後ろに入れてたドライバーが引っかかって没収されちゃった。工具類は持ち込み不可なので要注意!
(下船のとき返してくれるのでご安心を。)
そのあとは撮影禁止エリアでチェックイン。

ここでクルーズカードが発行されます。
このカードが部屋の鍵であり船内の財布代わりでもあるので失くさないように首掛けケース推奨。
無事に終わったら、いざベリッシマの本体へ!
デカいので、みんな立ち止まって撮影してたけど、
全景は…入らん!!

前を見ても…

後ろを見ても…

カメラのフレームには収まりません…。
🛳️【いざ乗船!】車椅子は専用ルートで楽ちん
いよいよベリッシマ本体へ!
他の人は階段でタラップを登っていくけど、車椅子はスロープ側から案内されます。

スタッフさんがちゃんと誘導してくれるので安心。
スロープの所はスタッフさんが車椅子を押してくれます。

中に入ると、ゲートの所でカードチェックしてから船内へ。

通路をしばらく進みます。

そのまま進むとエレベーターに到着。

このエレベーターでキャビンフロアへ直行!
うちの部屋は9階、9113号室。
9階で降りたけど…どこに行けば?

表示を頼りに部屋を探すけど…。

迷路みたいでちょっと迷います。

しばらくうろうろして、見つけました!

デカいのも考え物だなぁ…。
🛏️【お部屋チェック】バリアフリーの部屋は?
ドアを開けると…
思ったより広くて車椅子でもグルグル回せるくらい。
ベッド2台にバルコニー付きだから開放感あり!

こっちにある扉がトイレ。

中はこんなん。

入口に段差がちょっとあり、自力だと入りづらいようです。
このトイレ、水を流すときはボタンを押すと、すごい勢いで吸い込まれます。
洗面台はこっち。

歯ブラシとかはありません。
あと、部屋のカウンターにはコーヒー等があります。

バルコニーがこっち。

一応、車椅子で出られるようにはなっています。

荷物は自宅から送ってたので、夜に届きました。
🆘【避難訓練は全員必須】車椅子の人はスタッフが迎えに来てくれる
乗船初日は避難訓練がマスト。
母は車椅子なのでスタッフさんがわざわざ部屋まで迎えに来てくれました。
集合場所まで案内されます。

で、終わったらお部屋へ。車椅子は意外とあっさりでした。
🛍️【船内探検!】ガレリア・ベリッシマは天井がすごい
無事に避難訓練を終えて、いざ船内探検へ!
ガレリア・ベリッシマ(6階・7階)。

ここは長さ96mのショッピングストリート。
天井は巨大LEDスクリーンになってて、時間帯によって光のショーが変わります。

この日は出航パーティがあって、MSCの旗を持ったスタッフが踊りながらパフォーマンスしてて大盛り上がり!

MSCのキャラクターも登場です。

気が付くと、すごい人になってます。

車椅子だと、動くのが大変!。
でも、ショーの見える場所とかはみんな譲ってくれたりして、助かります。
🏊【15階のプール&ジャグジー】夜はライトアップで雰囲気最高
さらに探検は15階のプールへ。
冬なので、誰もいないのかと思ってたら、意外と普通に泳いでる人がいてビックリ。

プールの横はテーブル席があり、飲食もできます。

そして、室内にもプールが。

ここにはジャグジーもあります。
夜は綺麗にライトアップされてました。

雰囲気がリゾート感満点!
🍽️【ディナーは“カジュアルなのに豪華”フルコース!】
19時頃、避難訓練も船内探検もちょっと落ち着いたところで、
お楽しみのディナーへ。
会場は【ライトハウスレストラン】になります。
6階にあるこのレストラン、毎日ドレスコードが変わるんだけど
1日目は「カジュアルDAY」なので普段着でOK。
ライトハウスレストランに向かうと、その手前にもレストラン。

ここじゃないので先に進みますが、最初、間違えそうになってしまった。
その先にはキラキラした空間。

ここはワインのボトルが並べられているようです。

使うんだろうか?
冥王星の氷の墓標みたいだ。
ここも通過して奥にあるのがライトハウスレストラン。

入口にはクリスマスツリーが。

まだクリスマス気分のようです。
広いレストランにテーブルが並んでる。

奥の方へ案内されます。

ここですね。

🔖 フルコースの流れはこんな感じ
前菜、サラダ or スープ、パスタ or リゾット。

メニューの中からチョイスです。
そしてメイン。

あとは、デザート。

メニューは日本語で書いてあって写真もあるので安心。
しかし…、長い名前ばっか…。
ウェイターにはメニューを指さして伝えます。基本、日本語は通じないと思った方がいい。
🍷 ドリンクは…全部有料!
ドリンクのメニューがあるけど、お酒とかは飲まないんだよね。

でも、お水すら有料なので、ウーロン茶を頼む。
そして出てきたのが…。

まさかの、ペットボトルそのまま。ラベル付きでボン!って出てきてちょっと笑う。
🥄 料理は?
注文した料理はこれ。
前菜。

白身魚のセヴィーチェ。
サラダ。

北欧風サラダ。
スープ。

ローストトマトのクリームスープ。
パスタ&リゾット。

シーフードパスタ。
そしてメイン。

グラナバダーノとポークロイン。
まあ、値段相応といった感じかな。
味より、ウェイターが忙しそうで、それが気になったりする。
なので、パンのおかわりが頼みづらかったり…。
🛒【夜の船内】まだまだ探検は続く
食後は【MSCショップ】でお土産チェックしたり、

スワロフスキーの階段を見て「ゴージャス〜!」と感動したり。

ここは、インフィニティアトリウムというみたい。

この階段の前にはゲストサービスや

ピアノが置かれてたりします。
その後は、15階のビュッフェレストランも覗いてみました。

食事の後だからか、人はいませんね。

ここは料理の他に、ケーキがあったり、

蕎麦があったりします。

これは、ちょっと食べたい気分。
あと、16階にはゲームのコーナもあります。
そこには、F1のゲームに、

VRゲームなども。

なかなか本格的みたい。
やらなかったけど。
✅【行ってみたまとめ】まだまだ楽しめる海の上の街
とにかくベリッシマ、広い!豪華!
1日じゃ全然まわりきれません。
車椅子でもスタッフさんがフォローしてくれるので安心でした。
🚗 ちなみに、船内は有料のWi-Fiあり。
アプリでスケジュール管理やショー予約もできるけど、人気はすぐ埋まるので早めに!
今回は見たいショーが予約取れず、ちょっと残念…。
2日目は寄港地と船内ショーをもっと満喫するぞ〜!
次回のレポもお楽しみに!✨
ではでは
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