さてさて
2024年9月22日、静岡県富士宮市にある「静岡県富士山世界遺産センター」へ、車椅子の母親を連れて行ってきました。


13時ごろに到着。建物のすぐ南側にある障害者用駐車スペース(1台分)があり。


ちょうど空いてて、停めることができて助かりました。
■ 入口までは池をぐるっと回る動線
入口は池をぐるっと回った先にあり、鳥居をくぐって建物に向かうルート。

建物は正面からの景観は圧巻で、富士山を逆さにしたようなデザインがとても印象的。
池をぐるっと回ると入口があります。

障害者用駐車場の近くにも入れる出入口があり、そちらから入れば近いのだけど、入っていいのかよくわからない。
■ 館内構造と各フロアの展示
建物内はスロープを登って1階から5階まで上がり、そこから展示を見ながら降りてくる構造。

スロープなので、頑張れば車椅子でも行ける。
1階のところには車椅子で入れるトイレもあります。

ここにスロープがあって上っていきます。

そして、上ったスロープをまた降りてくるみたいだ。
車椅子だと、これだけのスロープを上って降りるのは大変。
でも、エレベーターもあり、車椅子でも安心して移動できます。
エレベータはスロープの横を通るとその先に。

なんでこんなとこに?みたいな場所です。
上がると展望ホールに出ます。

天気がいいと、ここから富士山が見えるみたいなのだが、この日はダメでした。
あとは、スロープをぐるぐる下っていきます。
まずは「荒ぶる山」の方へ

ただし、展示は撮影禁止のところがあります。「荒ぶる山」は富士山のなりたち、火山・地質・プレートの仕組みなど科学展示ですが、撮影禁止。
各階へは、こんなスロープを進みます。

このスロープを富士山の登山をイメージしているようで、壁には景色などが映ってます。


この降りて行く途中にも展示があり、
・「聖なる山」・・・信仰・文化・祭りに関する展示
・「美しき山」・・・富士山の美術や文学ついての展示
でも、ここもまた撮影は禁止です。
そして、次は「育む山」、「受け継ぐ山」。
ここは撮影OKのようです。

「育む山」は富士山の自然・動植物についての展示。


「受け継ぐ山」は富士山の噴火や環境について。

そしてスロープもふもとに近くなってきました。

今度は映像シアター。

ここも撮影は禁止。
265インチスクリーンで、4K画質のプロジェクター映像が見られるようです。
ここを過ぎるとまもなく地上です。
■ 展示の見どころ
- 螺旋スロープ壁面に映し出される富士山の四季映像
- 火山模型や地層断面の3D解説
- 修験道や富士講、信仰文化を学べる展示コーナー
- 富士山が世界文化遺産になった背景のパネル解説
■ 入場料金とサービス
障害者手帳の提示で本人+介助者1名が入場無料。スタッフも親切で、エレベーターやバリアフリー導線も丁寧に案内してもらえました。
■ カフェとショップ
1階には、富士山型スイーツや地元食材の軽食が楽しめるカフェと、富士山グッズやお土産が揃ったショップがあります。休憩にもおすすめです。
■ アクセスと周辺観光
JR富士宮駅から徒歩約10分。車でもアクセスしやすく、周辺には観光スポットが点在しています:
- 富士山本宮浅間大社:富士山信仰の中心。境内は車椅子でも散策しやすい。
- お宮横丁:名物・富士宮やきそば、地元グルメが充実。
- 浅間大社前観光案内所:観光情報の入手や休憩に便利。
■ 車椅子でのポイントまとめ
- 障害者用駐車場あり(1台)
- 館内・トイレすべてバリアフリー対応
- スロープは長めだが、エレベーターで快適移動可能
- 展示は視覚的にも多言語対応で見やすい
- カフェ・ショップ完備で滞在時間も充実
■ まとめ
「静岡県富士山世界遺産センター」は、建築美と展示内容が調和した素晴らしい施設でした。富士山に関する知識だけでなく、日本文化・自然・信仰を深く学べる空間です。
車椅子でも無理なく楽しめ、周辺観光も充実しているので、高齢者や障害のある方と一緒の旅行先にもとてもおすすめです。
ではでは
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